その他の治療法

基本的な歯周病治療となるプラークコントロールなど以外にその他の歯周病治療の方法を紹介します。

 

歯に詰め物や被せ物がしてある場合には、それらを修正することで治療することもあります。
詰め物などが歯にうまく合っていなければ、そこにプラークが付きやすくなるからです。
また歯磨きだけでは磨き残しがでてしまう可能性も高くなるので、まずは歯科医院で歯の状態をチェックして、詰め物、被せ物が合っていなければ修正するのがいい治療法となります。
歯磨きがしやすくなり、プラークもしっかりと落としやすくなるため歯周病の症状を改善したり、症状の進行を抑えたりすることができます。

 

また薬による治療法もあります。
歯周病は、歯周病菌という細菌に感染してなる病気です。
そのため細菌をやっつけるために、抗生物質を服用して、歯周ポケットの中で増殖してしまった細菌を減らしていくという治療法もあります。
こちらは薬を服用するだけですから、他の治療法と同時進行で行われる治療法です。

 

歯ぎしりをする人の場合には、歯ぎしりの治療を行うこともあります。
歯ぎしりと歯周病は大きく関係しています。
歯ぎしりをすると、歯周病の症状はどんどん進行してしまいます。
ですから歯科医院ではマウスピースを作りそれをはめて寝ることで歯ぎしりをしないようにする治療が行われます。

 

歯の噛み合わせが悪い人に対しても、治療を行う場合があります。
一部の歯にだけ負担をかけてしまっている状態では、その歯の歯槽骨だけが破壊されてしまって歯が抜けてしまうことになります。
それを防ぐためにも噛み合わせを調整して歯周病を改善していくという治療が行われます。

 

歯周病は生活習慣にも大きな影響を受けます。
睡眠不足だったり、乱れた食生活をしていたり、ストレスを感じていたりすると細菌に感染しやすくなってしまいます。
歯周病の原因が生活習慣にある人は、まず十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、ストレス解消を行う必要もあります。

 

以上のように様々な原因によって歯周病は起こります。
どんなにしっかり歯磨きをしている人でもセルフケアだけでは、歯周病を防ぐことはできません。
また歯周病を治療して完治したとしても、一度でも歯周病になってしまった人は、再びなる可能性が高いです。
再発防止のためにも、治療後のセルフケアと、歯科医院でのメンテナンスがとても重要になってきます。